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2021/03/28

ぼくがかんがえたさいきょうのMySQL監視スクリプトのはなし

PHPerKaigi 2021 でトークしてきた話です。

これは yt-healthcheck の話で、ウチの環境ではこれを5分に1回、crondからキックしています。

喋っていた他にもいくつかひねりがあって、でも再集録の時間が取れなくて断念したネタもあります。


セッションのあと、Ask The Speakerで話しかけてくださったみなさまありがとうございました!
いつもこういう時ぼっちになるので助かりました!

Q. 「RDSではread_onlyの監視は要らない」って言ってたけどそれは何故?
A. RDSはRDSの基盤側で勝手にread_onlyを切り替えてユーザー側では指定できないので監視する必要はないのです

Q. SHOW ENGINE INNODB STATUS をもっと統一しようみたいな動きはないの?
A. アレは「InnoDBチームが自分たちのために出している出力」みたいなところがあるので、エンドユーザーが使っていることは知っていてもそういう流れにはならなさそう。一つの別解がMySQL 5.6から使える information_schema.innodb_metrics なんだと思う

Q. コネクション監視の閾値ってどれくらい?
A. デフォルトで70%がワーニングになってますけど、これ「そもそも平常状態のピーク * 2 = max_connection 」で普段設定していて、この前提の上で70%だと「想定していたピークの1.4倍くらいコネクションが来た」とか「オートスケールでコネクションプールが増えた」みたいなのが良い感じで引っ掛かります

【2021/03/29 11:31】

Q. AUTO_INCREMENTが40億行くってどういうケース?

A. 主にログ系。バッチで数か月分とか消し込みがかかっていてもAUTO_INCREMENTは巻き戻らないので、毎日100万とか1000万の単位で書き込まれると案外あふれる。あとはINSERT .. SELECT .. でバンバン連番を払い出すやつとか

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